ゴルフスコア100切りを目指す初心者ゴルファー向けにパッティングの基本とライン読みのコツを紹介します。

 

ゴルフを始めて間もないあなたにとって目指していることは、とにかくスコアで100切りすることですよね!

ゴルフ1ラウンドの全ショット数の内訳を分析すると40%がパット、25%がアプローチ、15%がフルショット。

スコアを10少なくするために最も効果的で一番の近道は、パッティングが上達し、1ラウンド35パット以下にすることです。

 

パターの構え方で重要なポイント4つ

そもそもパッティングには、こうしなければならないという教えはありません。

基本的には自由であり、個人のスタイルでOKなのですが、押さえておきたい重要な3つのポイントを説明します。

  1. グリップ
  2. パターの構え方とボールの位置
  3. 重心

1.グリップ

パターのグリップには、いくつかのスタイルがありますが、オーソドックスなグリップをオススメします。

右手を下、左手を上にしてグリップします。

ポイントは右手、左手のどちらも均等にグリップします。

特に利き手に余計な力が入らないようにします。右利きの人であれば右手の人差し指が一番敏感なのですが、パッティングのストローク中に余計な力が入って影響が出ないようにします。

2.パターの構え方とボールの位置

ボールの位置はセンターよりやや左にくるようにスタンスを取ります。左耳と鼻の間にボールが位置するようにします。

また、目の真下よりも少し外側にボールがくるように前傾姿勢を取ります。

この姿勢とボール位置が一番良くボールとホールを結ぶ直線を視覚的に確認でき、構え方も窮屈な感じがなく、スムースにパターをストロークすることができます。

練習グリーンでボールを左目のところから落下させてグリーン上に落ちたところが左目の真下になります。何回かやってみて位置を確認しておくと良いでしょう。

【パターの構え方】

3.重心

重心は左右均等です。前後はやや前に重心を置く感じです。つまり、つま先に少し重心がかかる感じです。

やや前に重心を置くのは前後にふらつかないようにするためと身体が起き上がらないようにするためです。

パターの打ち方

パターの打ち方のスキルアップポイントを3つ紹介します。

  1. 下半身の安定
  2. 手首の固定
  3. すぐに顔を動かして身体を起さない

下半身の安定 

腰を動かさないようにして下半身を安定させる。腰が動くと距離感にばらつきが出てしまう。また方向が安定しない。

手首の固定

手首を固定して手首を使わないようにする。手首を使うと距離感が安定しない。フェースの向きが安定しない。

すぐに顔を動かして身体を起こさない

目でボールを追って顔を動かして身体を起こさない。ボールの行方が気になりますが、ボールを追って顔が動き、身体が起きてしまうとフェイスがひらいてしまう原因になります。ボールの行方を見るなと言ってもどうしても見てしまうので、顔だけを動かして見るようにします。

ラインの読み方と距離感の出し方

パット数を最小限に改善するための3つのスキルアップ方法を紹介します。

  1. グリーン全体の傾斜確認
  2. ボールとカップのライン読み
  3. 距離感の出し方

グリーン全体の傾斜確認 

先ずはグリーンの傾斜をみて下りか上りかを判断します。上級者はグリーンに上る前からグリーン全体の傾斜を確認しながら近づいていきます。グリーンから少し離れたところで傾斜を判断する訓練をしましょう。

ボールとカップのライン読み

グリーン上ではボールとカップのラインを読むときは傾斜の低い方からラインを読むようにします。傾斜の高い方からみてしまうと距離が短く見えてしまいます。 また左右の曲がりについてもフックかスライスか読むときは傾斜の低い方からラインを読むようにします。高い方からラインを読んだ時と低い方からラインを読んだ時に全く逆に見える時があり、判断に迷う時があります。こういう時は低い方から読んだラインが正しいです。

ラインを読む順番は次の通り。

  1. 上りか下りかを判断する。グリーンの一番高いところを見つけて、そこを基準に判断する。
  2. ボールとカップのどちらか低い方から見てフックかスライスを判断する。

距離感の出し方

距離感を出すためには、パッティングのリズムとインパクトの強さが一定であることが大切。

パターを振り上げたトップで0.2~0.3秒の”間”を作ることでリズムやインパクトが安定します。

カップを見ながら素振りをすることで人間の本能が働き、距離に応じたインパクトの強さを自然とつかむことができます。

距離感をつかむために大切なことは、距離の基準を作ることです。ラウンドでは2~5メートルの距離のパットを打つことが多いですが、その中心である3メートルの距離を20センチのテークバックで転がす練習をすることがおすすめです。

ただし、20センチのテークバックでも、ストロークの速さによって転がる距離が異なります。それで、20センチのテークバックで3メートル転がるストロークの速さを見つけて、その感覚を体に覚え込ませるように練習します。

実際のゴルフ場のグリーンでは、傾斜があり、季節や天候によってコンディションが異なります。同じ20センチのテークバックで一定の速さでストロークしても3メートルをショートしたり、オーバーしたりします。

多くの人は、振り幅を変えて距離を調整しようとしますが、これはあまりお勧めできません。人間は天性の素晴らしい感覚を持っているのでいくら振り幅を少し大きめにしても「ちょっと大きいかな」と思って緩めてしまい、ショートしてしまいます。

距離の調節は振り幅ではなく、スピード感で行うべきです。

長い距離を打ちたい時は、早く動かす必要があるため、握りの利き手に力を入れて振ります。

反対に短い距離打つ時は、力を緩めてスピードを出さないようにします。

「パットのセンスがない」と悩む人がいますが、センスよりも観察が大切です。

打った後にボールの転がり方を観察し、頭の中にしっかりインプットすることで距離感を養うことができます。

アマチュアゴルファーでパットを普段から練習している人はあまりいません。なので実際のコースでラウンドしている時にしっかりと距離感を磨く必要があります。

そのためには、打ったボールがどう転がり、どう減速していくかよく観察することが大切です。

例えば、野球のピッチャーなら、自分の持っているボールを見ながら投げるのではなく、キャッチャーミットを見ながら投げます。

どうようにパットでもボールがどのように進んでいくのか見ることで「もう少し力を入れてパットしよう」という風に学習することができます。

イ・ボミ選手のパットを観察すると、ボールをインパクトしながら、顔を左に向けて転がって行くボールを見つめています。

もう一つのポイントは、パットストロークのフォローをしっかり取るということです。

ストロークを取ることで一定のリズムと強さを保った振り子運動になり、スピード感をイメージしやすくなり、距離感を調節しやすくなります。

打つ前に素振りをすることで脳に直感的に距離感がインプットされます。

藤田寛之プロは、カップを見たまま素振りを繰り返すことによって目の左右差をなくし、より距離感をつかみやすくしています。

入れ頃、外し頃の1メートルのパット

この距離が入るか入らないかで、スコアは大きく変わります。また、短い距離だけに外した時の精神的ダメージも大きくなります。できれば、百発百中といきたいところです。

1メートルを確実に決めるためには、まず頭に入れておきたいのは、1メートルにもいろいろなラインの1メートルがあるということです。

当然ですが、同じ1メートルでもボールの止まった位置によって難易度がまるで違います。

カップの真上や真下といった場所はラインを読まなくても真っ直ぐパットすればよいですが、18ホールを回る中で何回かはカップ横の難しい位置にボールが止まることがあります。

そういう時は、狙いを明確に定めることが重要です。

「カップの内側くらい」ではなく、「カップの端から2センチ」というように明確にします。

その緻密さと集中力がボールをカップに沈める確率を高めます。

また、ミスの傾向を知っておくことも大切です。

自分は右に外しやすいのか、左に外しやすいのか。

右に外しやすい人はパターをインサイドに引く傾向が強かったり、逆に左に外す人はインパクトで右肩が前に出る癖があることがあります。

このような点を注意しながらパッティングしましょう。

「お先!」パットをなめてはいけません。

50センチ程度の距離を「お先」しましたが、カップを1メートル以上オーバーして、返しのパットも外して結局4パットということも起きます。

同伴プレーヤーや後続組への配慮で「お先」パットをしたはずが、余計に時間がかかってしまう結果になり、精神的なダメージが大きく、その後のパッティングにも影響が出てしまいます。

ラインが読めていないままパットすると9割方外してしまいます。

短いといってなめてはいけません。

お先を外すメカニズムは、メンタルの要素が大きいです。

ファーストパットがイメージ良く打てて、ボールがラインに乗ってそのまま50センチ程度転がれば入ると確信できた場合や上りラインでほとんど曲がらない1メートル以内のライン以外は、お先をすべきではないです。

また、下りのパットは、お先を避けます。

20センチ以上はお先を避けましょう。

 

まとめ

1ラウンドのパット数は、全打数の40%を占めているので、スコアで100切りの早道はパッティングを改善して3パットを減らすことです。

  1.  パッティングの基本
  2. ラインの読み方
  3. 距離感の出し方

    この3つのスキルアップでスコア100切りを目指しましょう。

スコア100切りへの早道

実はパッティングを見直すことがスコアで100切りする一番の早道ですね。

個人差はありますが、正しく指導を受けて練習することで3ラウンド以内にパット数が30パット以下になります。

 

豆知識

とにかくパッティングのスランプを脱出したいあなたへ脱出の一つのポイントをお伝えします。

意外と知らないパッティングのスタンス幅と転がる距離について紹介します。


 

パッティングの時、スタンス幅によってヘッドスピードが変化することをご存知ですか?

スタンス幅(cm) ヘッドスピード(m/s) 距離(m)
45 1.5 2.7
15 1.3 2.2

同じリズムのストロークでもスタンス幅が異なれば、体の重心の移動速度がヘッドスピードに加わるので転がる距離が変わります。

例:

速度10フィートのグリーンで2メートルのパットをするとスタンス幅が45センチと15センチでは転がる距離に50センチの差が出ます。

 

一般的なグリーン速度は8フィート前後なので、これよりも差は小さくなり30センチ程度になりますが、スタンス幅で差が出ることを知っておくことは重要です。

 

最後に

一度、自分のスタンス幅を見直してみてください。

常に一定のスタンス幅になるように保つことでスランプ脱出のきっかけになるかも知れません。

スコア100切りへの早道

実はパッティングを見直すことが、スコアで100切りする一番の早道ですね。

個人差はありますが、正しく指導を受けて練習することで3ラウンド以内にパット数が30パット以下になります。

パットの名人と仲間から呼ばれたりすると、チョットした優越感ですね。

パットが調子良いとコンペでも良い成績を得るチャンスがグーンと上がります。

コンペの賞金を家に持って帰って奥さんや子供に自慢するのが最高の瞬間ですね。

毎回、コンペの後でこれを味わいたいです。